行きたい候補地ストックの中から、先月候補だった三重尾鷲に前乗り車中泊で行ってきました。毎月第一土曜日に尾鷲港で開催される尾鷲イタダキ市、港内の突堤、そしてメインイベントである絶景オハイ。海鮮とエメラルドブルーの海。紀伊半島東海岸の魅力満載の尾鷲。曇り予想の天気を心配しながら。
オハイとは?
三重県の広報では、必ず掲載される「オハイ」。
オハイは地元の言葉で「大きな崖」。
漢字では「大配」と書き、配には崖や淵という意味があるようです。
名前も気になるが、なんと言っても断崖絶壁に囲まれたエメラルドブルー(観光みえ に記載)の海の写真は有名ですね。出典/東紀州観光手帖
尾鷲市九鬼町にあるオハイは、片道約1時間半の登山道で行ける秘境で、「オハイブルー」と呼ばれる光景は息を呑む美しさ。オハイは熊野灘に面した九木崎にあり、一面に広がる巨大な岩から熊野灘が一望できます。その切り立った崖の奥に光が差し込むと、海面が深い青色「オハイブルー」に輝きます。この光景を陸から眺められるのは一日のうち、ほんの数時間。話題の絶景地ですが、船で辿り着くオハイクルージングが出航しています。
【参考サイト】
観光みえ
三重のええとこ巡り
おわたび
尾鷲イタダキ市とは?
市場まつり、朝市など、海鮮を扱うイベントは、夫婦とも大好物。紀伊半島の東海岸や西海岸でたくさん繰り広げられるので、出かける楽しみが多くて大変です。
尾鷲市の名物朝市として知られる「尾鷲イタダキ市」では、尾鷲自慢の鮮魚や干物に始まり、和菓子や惣菜、お野菜など魅力的な商品が尾鷲魚市場に勢揃いし、イタダキ市特別価格でお得にお買い求めできます!
1:開催日時
1月を除く、毎月第1土曜日 ※12月のみ第3土曜日にも開催となります。
(注意)1月については開催しておりませんのでご注意ください。2:開催時間
午前9時~午後1時まで
※開催時間については、変更となる可能性があるため、あらかじめご確認いただきますようお願いします。3:会場
尾鷲魚市場(尾鷲市港町3-6)※市場横に無料駐車場有
尾鷲北ICから車で約5分、尾鷲南ICから車で約10分
8月には、花火大会も開催される「おわせ港まつり」があるので、来年は是非行きたいと思います。今年は、串本の花火大会に行きました。
旅の予定
【金曜日】
◯夜自宅を出発
◯山越えをして大台町を経由して約3時間で尾鷲港に到着
(夜間に暫定復旧したR169を通行したくなかったため)
◯尾鷲港で仮眠
【土曜日】
◯尾鷲イタダキ市
◯どこかでランチタイム
◯温泉
◯どこかで車中泊
【日曜日】
◯オハイ
◯来た道かR169で帰還
イタダキ市とオハイ以外は、何も決まっていない。候補地も限られているので、いつものところになるか?
尾鷲港、イタダキ市
Googleマップの情報だけ。トイレがあるのは分かっているが。空地にはラインもなく、どこに駐車すればよいのかわからないので、想像して駐車。めでたく前乗り車中泊。
マップには、立派な突堤があり、根元にはトイレもある。駐車できるスペースもある。
ゆっくりと朝食をとって、9時前に車外に出ると長蛇の列。あちゃ~、出遅れたか? 朝市では、当たり前のこと。
りんご・梨を大きな袋に山盛り2千円で販売。何十個入っているかわからないが、いつまでも列が続いていた。私は、列とは別に5個3百円の小袋を並ばずに購入。
ランチ用に、郷土4種盛りとちらし、鯛焼き等を購入。夜用に、干物も購入。
駐車場はほぼ満車だったが、人出は地味で多くないのが良い。
時間も早かったので、向かいの天満浦堤防に立ち寄る。堤防沿いに駐車可。 干潮に向かい活性は落ちているようだが、釣り客もそこそこ。突堤先端付近では魚群(なむら)も見られた。ボラが一斉に飛び跳ねる様は滑稽でもある。
ランチタイム
イタダキ市で海鮮ものを買い込んだので、海の見える場所で食べたいと思い、Googleマップのストックの中から、近くのトイレのある海岸に向かった。
バックドアから海を眺める。朝の珈琲と並んで私の癒しである。
夜の食材は干物だけでは足りないので、いつもの「おとと」、その裏にある「主婦の店」に行く。
温泉は近くにないので、結局、夢古道の湯に再訪。
公園車中泊
日曜日オハイトレッキングの駐車場の下見に、九鬼港に立ち寄るが、駐車場所にはトイレもなかったし、トイレのある九鬼港には区画駐車や人家密集のため敬遠。Googleマップのストックの中から、以前、熊野古道走破の際にテント泊した公園で仮眠することに。
夜3台、朝8台。静かな所で民家も近いので、音には注意した。
夕食は、ミニ海鮮丼、かに玉おじや、アジの開き。家から持ってきた日本酒にワイン。
オハイ・トレッキング
駐車場所、トイレの確認も済み、山の家に登山届を提出。係りのおばさんにオハイのことを詳しく説明いただいた。今日は特に蒸し暑かったようです。
トイレも済ませ、後は看板に従えば、迷うことはない。
道は一本道。雨後にも関わらず、ぬかるみなど一切なく、歩きやすい。展望所までの前半はアップダウンも小さく、後半は少し大きくなる。オハイの分岐点からは、渓流沿いを下るのみ。一部サイトでは、1時間30分とあるが、小さな子供や足腰の強くない人には、2時間は見ておいたほうがいい。
右側に行けば、断崖絶壁に囲まれたエメラルドブルーの海。
左に行けば、柱状節理の岩壁。大きなクラックが多数あるので海に乗り出そうとすると少し怖くなる。
下山は、あっという間である。漁港の街並みは何故か心を落ち着かせる。廃墟が多いのにもびっくり。
後攻2組あり。
国道169号の崩土被害箇所
R5.12にあった崩土によって長らく通行止めだった国道169号が片側交互通行になっていたので、帰りの道に選択。大雨の前後ではなく、夜間通常走行中に突然崩れて死者が出た驚くような事故。
原因は深層崩壊。斜面対策ではカバーできないらしく、ネットで検索すると、国が県に代わってトンネル方式で施工するらしい。
動画
紀伊半島東海岸の旅ログ
残っている記事から拾ってみた。記録がない場所も含めて、コロナ時代の遺産が多い。
◯南紀熊野ジオパーク 2020.7
◯鬼ケ城ほか 2020.8
◯南紀熊野ジオパーク 2021.5
◯伊勢志摩海岸線ほか 2021.12
◯尾鷲楯ケ崎ほか 2022.3
◯南伊勢 2023.3
◯紀伊長島港市 2023.12
志摩半島、梶取崎等にも行っているが、肝心のログがない。
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