【ハイエースキャンパー】低年式車のメンテ

くるま旅

昨年1月に、16年落ちのシニアキャンピングカーを購入した。走行距離は少なく、車内外とも綺麗。明らかに、ガレージ生活の長そうな印象だった。懸念していた通り、しばらくしてエンジン不調に陥り 、プラグ4本交換して復活、現在も好調キープ。

やはり、心配なのは、来年1月の車検と、突発的なトラブル発生。年寄ならではの懸念。

今回は、「備えよ、常に!」という主旨で、来たるべき時の心構えを考察してみた。

世間の目安

一般的には、寿命は10年、走行距離で言うと、10〜15万キロ。経年劣化によって、部品の故障やエンジントラブルが多くなります。例えば、エンジン部分に使用されているタイミングベルトの交換時期の目安が「走行距離10万km」「経過年数10年以内」とされていますし、肝心のエンジンは、オイルやフィルターの交換が不可欠です。

◯低年式の車は部品が劣化しているぶんメンテナンスを頻繁に行う必要があり、パーツの交換費用や消耗品の維持費が高くなる傾向です。 2年ごとの車検では、一般的な車と比べて費用が高くなるケースがほとんど。低年式の中古車の場合、車検や故障で部品交換が必要となっても純正部品が存在しない可能性があります。販売から10年以上の年月が経つと、メーカー側には基本的に部品の保管がなくなり、存在するのはディーラーなどの在庫のみとなります。もし純正部品がない場合、純正ではない代替部品によって対応することになります。代替部品でも問題なく走行できることが多いですが、本来の性能を発揮できなくなる可能性もあるので注意が必要です。
◯また、低年式の車はエンジン周りの劣化によってガソリンの消費が大きくなり、燃料費が嵩むこともある。
◯低年式の車は税金も高くなります。
自動車税・軽自動車税
・ガソリン車 :13年経過で約15%の重課/ハイエースキャンパーの場合、7600円増
自動車重量税
・普通車 :13年経過で約39%、18年経過でさらに約14%(計53%)の重課/ハイエースキャンパーの場合、13年経過で9600円増、18年経過で13200円増

中古車を長く乗るコツ

一般的に走行距離が短いほうが状態が良いといわれていますが、そうとも限りません。たとえば、10年落ちの車で走行距離が3万kmと極端に短い場合、車庫に入れっぱなしで、運転されずに放置されていた期間が長かった可能性があります。車は適度に動かさないと経年劣化が進んでしまうので、長く放置されていた車は状態が悪い傾向があります。

「高年式なら車の状態が良い」「走行距離が少なければ車の状態が良い」とは限りません。購入前であれば、店舗のスタッフに車の状態や定期的な点検の有無を確認しましょう。中古車にできるだけ長く乗るには、購入後の乗り方も重要です。

・定期的に走行する。
・部品交換など定期的にメンテナンスをする。特に、エンジンオイルやフィルターの交換は重要
・急発進・急ブレーキを繰り返す荒っぽい運転を控える。
・アイドリングや空ふかしを控える。
・エンジンが暖まる前に停めてしまうような短距離走行を控える。

新車の慣らし運転のような運転を心がけ、車の良い状態を長く保てるようにしたいものです。

初めての車検

来年の1月で初めて車検を受けます。先月、いつもお世話になっている近所のネッツトヨタで、少し早過ぎますが、 車検の申込みをしました。ネッツトヨタの営業マンは、古い年式の車なので、車検の前に車の状態を見させてもらってから本車検をやりたいと言ってきました。部品の手配等の余裕を見たいということです。丁寧な対応ですね。

中古車購入の経緯

元祖【野遊び2nd】に詳しく記載していますので、そちらをご覧ください。過去記事の2023年1月以降の「キャンピングカー&バイク」のカテゴリーに沢山投稿しています。

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