岐阜と福井を結ぶ国道417号の冠山トンネルの開通。東京(金沢)と敦賀を結ぶ北陸新幹線の延伸。福井を取り巻く交通環境が激変し、能登地震の復興の最中、今福井が沸き立っています。
食の宝庫「福井」。越前かにだけでなく、海山の幸がたくさんあり、グルメ王国と知られています。その福井にあって、越前市(武生)の強みは、3つの伝統産業(越前和紙・越前打刃物・越前箪笥)から先端産業まで様々な産業が存在するモノづくりのまちであり、地元民が熱愛する「越前おろしそば」・「ボルガライス」・「たけふ駅前中華そば」の三大グルメがあります。
今回は、あえて、混雑が予想される金沢と敦賀を避け、「武生」(タケフ)に行ってきました。もちろん、冠山トンネルを通行することが一番の目的です。
北陸新幹線の敦賀延伸
最も大きな変化は、言うまでもなく、北陸新幹線だと思います。1997年10月1日に高崎から長野までの117kmが、そして、2015年3月14日に長野から金沢までの240kmが開業、2024年3月16日に金沢から敦賀までの125kmが延伸開業し、東京〜敦賀間が3時間8分で結ばれました。その期待が大きいのはもちろん、北陸が首都圏の一大観光地となったことは間違いありません。
【YouTube】建設工事の軌跡 【YouTube】前面展望(車窓風景)
今回は、道の駅越前たけふがある越前たけふ駅に行きました。金曜日の夜に自宅を出発し、3時間で道の駅に到着。すでに予想を超える多くの車が車中泊してました。
武生の街を探訪
道の駅に置いているパンフレットを見て、「たけふナイフビレッジ」「万葉の里」「岡太神社・大瀧神社」「和紙の里」「武生中央公園のドラマ館」「刃物の里」「しきぶ温泉湯楽里」に行きました。
ナイフビレッジのアウトレットで、三徳包丁を購入。
岡太神社・大瀧神社の壁面彫刻と屋根の美しい連なりに感動。
冠山トンネルを通行
国道417号冠山峠道路(延長7.8㎞)が令和5年11月19日17時に開通。
かねてより念願の冠山トンネルを通って、福井県側から岐阜県側に南下しました。この開通によって、1時間以上も短縮され、その効果は絶大です。数年前は、冬季通行止でもあったので徳山ダムまでしか行けませんでした。
写真は、上から、「福井県側から」「トンネル内」「岐阜県側から」。通過には、5分程度しかかかりませんでした。感激です。麓の道の駅 星のふる里ふじはしは、大盛況でした。
道の駅越前たけふ
新しくできた道の駅越前たけふって、どんなんだろう? 期待を胸に、土曜日の開店後に入店しました。
1階には、農産物、海産物、特産品やお土産がコンパクトかつ多種類で陳列されています。
たまたま道の駅に置いてあったチラシにクーポン情報があったので、夫婦二人でダウンロードし、一人900円づつ合計1800円分ゲットできました。お陰で、地酒「梵」を購入できました。
1階には、越前そばを食べれるお店、甘味処、観光案内所があります。
2階には、海鮮を食べれるお店、展望の効く休憩所があります。
駐車台数は、138台。半分以上が車中泊されてました。武生の観光地のど真ん中にあり、どこに行くにも10分程度で移動できるので、非常に便利な立地です。御誕生寺は数分の近場にあります。
越前そばの里、そばの郷(さと)池田屋(旧 ふるさとふれあい道場)で、越前おろしそばをいただきました。越前そばの里、お勧めです。
北陸の今後
令和8年春には、中部縦貫道が全線開通し、北陸道と東海北陸道が接続され、北陸の交通網、中京地域との接続が大幅に改善されます。
日本の尾根、中部山岳地域全体の交通網が激変します。今後に大いに期待しています。
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