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●カーサイドシェルターテントのすすめ
道の駅など無料な場所に車を停めて、車中泊しながら「くるま旅」をする人はとても多い。さらに、自然体験を求めて、テント泊ではなく、キャンプ場でも車中泊する人もいる。キャンプ場で車中泊する場合には、ドアの開閉やヘッドライトの明かりなど、特別に守るべき注意事項もある。ルールを守れば、車中泊キャンプは天気に影響されにくいなどのメリットもあり、快適この上ない。今回の記事は、楽しさ倍増の車中泊キャンプについて、私のスタイルをご紹介しながら、その魅力を皆さんに知ってもらいたい。

●道の駅やRVパークなどで車中泊するのが一般的ですが、それだけでなく、自然を求めてアウトドアで思う存分活動をしたいと思いませんか?車中飯だけでなく、薪ストーブや焚火台を使って野外料理を楽しみたいと思いませんか? また、キャンプをしたいのに初心者でキャンプするのが不安な方、手軽に車中泊しながらキャンプしたいと思いませんか? そんな願いをかなえられるのが「車中泊キャンプ」(carcamping、vancamp)です。
●この記事では、車中泊キャンプについて、私の車中泊キャンプのスタイル、車中泊キャンプの楽しみ方、メリットやデメリット、注意事項などについて解説します。この記事を見れば、車中泊しながらキャンプなどアウトドアの活動を存分に楽しめるようになります。どうぞ最後までご覧ください。
●「テント泊」には、自然との一体感や自分のペースで自由に時間を過ごすことができるメリットがあります。一方で、テント泊には、天候の影響を受けやすく、荷物が多くなるなどのデメリットがあり、自然の中でゆっくりと家族との団欒や自分の時間を過ごしたいと思っていても、二の足を踏んでしまい、踏み切れないことがありませんか?
●車の中で過ごすのが「車中泊」。テントを張ってサイト内で過ごすのが「キャンプ」。
車にカーサイドタープやカーサイドシェルターなどを連結させて、昼間はタープやシェルターの下で過ごし、眠るときに車に入るのが「車中泊キャンプ」。キャンプのメリットはそのままで、デメリットを改善するのが車中泊キャンプ。車中泊とキャンプの良いとこどりですね。
私の車中泊キャンプのスタイル ”テーマは、コンパクト”
●子供が小さい頃、キャンプ場のオートサイトやフリーサイトで、大型のファミリーテントやテーブルに椅子、調理道具や薪ストーブなど、たくさんの荷物を車一杯に積んで出かけ、キャンプ場に着いたら大汗で設営し、翌朝になれば撤収して車に積み込み、帰宅後には手入れ後に収納とかなりの重労働でしたが、それを上回る楽しさがありました。その一方で、重労働を少しでも緩和しようと、趣味の登山経験を活かしてコンパクトキャンプに収斂していきました。現在では、その極みが「車中泊キャンプ」ではないかと思っています。
〇軽自動車や普通車などでは、カーサイドタープを張り出して、手軽に野外空間を作り出すことができます。さらに、キャンピングカーなら、オーニングを展開し、その下に必要最小限のテーブルと椅子を出せば良いので簡単です。後は、必要に応じて、折り畳みの焚き火台を設置すればミニマムスタイルの完成です。

●寝るのは、車内なので、特段の準備は不要。料理道具は車載のもので兼用できるし、お気に入りのキャンプ調理道具(FIREBOX、同 BUSHBOX、Trangiaなど)を常設しておけば良いだけです。料理は是非野外でしたいものです。道具の収納は、キャンピングカーの最後部のDIY棚にコンパクトに収納できます。

●私の場合は、カーサイドシェルターを改良して、一年中活用しています。本来の使い方で、車のサイドに取り付けて、車と一体的に活用することもできますし、冬場は、寒いので、DIYでカーサイドシェルターの開口部にシートを設置して、シェルターテントとして活用し、中で薪ストーブを焚いて、料理や暖を取ります。

夏場は、シートを開放してメッシュにすることもできます。

年中使える必須アイテムの誕生です。これは、荷物を減らしたい方、シニアの方、これからキャンプを始める方などに、是非ともおすすめしたいと思います。カーサイドシェルターテントは別動画を作成するので、そちらをご覧ください。
〇最近では、車中泊キャンプで検索すると、色んな楽しみ方が盛り沢山に出てきます。一方で、オートキャンプ場であっても、車中泊キャンプ禁止の場所もあるようです。通常のキャンプ以上に、慎重にルールを守ることが求められています。色んな車で車中泊する方々が増えており、「車中泊キャンプ」が今後の新定番になるかもしれません。
車中泊キャンプの楽しみ方
●寝るのは車内なので、特段の準備は不要。」荷物も設営の手間もかなり少なくて済みます。

●キャンプの最大の楽しみは野外料理に尽きます。特に、焚火台や薪ストーブを使って豪快に炊き肉したり、ピザを焼いたり、みんなでワイワイ、一人でシンミリ、いろんな楽しみ方ができます。

料理道具は車載のものを兼用できるし、お気に入りのキャンプ調理器具を常設すればいいだけです。料理は是非野外でしたいものです。私の場合、調理道具はキャンピングカーの後部座席にDIYで作った棚に収納しています。
●天候や季節に修されにくいのが特徴で、特に、雨や風、寒さについてはテント泊よりもかなり快適に過ごすことができます。カーサイドシェルターがアウトドアリビングとして、雪中キャンプや星空キャンプなどの封息も感じることができます。

一方で、夏の暑さについては、車内は外気温溶離も5℃以上高くなることがあるので、特別な配慮が必要になります。カーサイドシェルターテントでも寝れるようにしておくのもいいかもしれません。
●カーサードシェルターテントは、前面にDIYで取り付けた垂直の壁にスクリーンを設置すれば、大画面で映画をたのしむこともできます。

また、このシ-トを跳ね上げれば、タープとして活用でき、目の前の絶景を食事しながら楽しむこともできます。

さらに、キャンピングカーのオーニングと一体化すれば広いリビングができあがり、大人数で楽しむこともできます。

カーサイドシェルターテントは、設置する方向を自由に変えられるので、日光の照り具合、絶景のヴューポイントに自由に合わすことができます。
車中泊キャンプのメリット・デメリット(注意事項)
メリット
①屋外で「アウトドア料理」「焚き火、BBQ」が楽しめる。
②「テント等」の設営撤収がいらないので、浮いた時間を「やりたいことをする時間」として活用できる。できるだけみんなと過ごす時間を大切にできる。起きたらすぐ片付け要らずで出発可能。
③ギアを必要以上に買わなくてもキャンプの雰囲気が楽しめる。
④天候や季節に左右されにくい。
⑤防犯面でも安心度が高い(「鍵」をかけて車内で安心・安全に眠れる)。
⑥野生動物対策が不要か少なくて済む。
デメリット(注意事項)
①許可された場所でのみ行うことになる。場所がある程度限定される。
②長時間のアイドリングはマナー違反なので、エンジンをかけっぱなしにしない。
③クルマのドア開閉を減らすなど音ができるだけでないよう周囲に配慮する(特にスマートロックは注意、
アンサーバック機能(施錠・解錠時に音やハザードランプで知らせる機能)や音声アナウンス、ピーピーという電子音、盗難防止アラームの誤作動など)。
④車内の音漏れや光漏れに注意する(テレビ、ラジオ、家電の音や話し声、車内照明の漏れなど)。
⑤ゴミを放置せず、自宅に持ち帰る(ごみ置き場がない場合)。
⑥ヘッドライトの
点灯はしない(オートライト機能にも注意)。
⑦暑さと寒さへの対策は必須。
車中泊キャンプの基本レイアウト
基本レイアウトをご紹介します。その心はコンパクトです。


車内常備品
次は、車内常備品をご紹介します。普段の車中泊で使っているものです。
キャンプ道具
次は、キャンプで使う道具をご紹介します。主なものは、野外料理をするためのものです。どれも長年かけてよりすぐった道具ばかりです。


夏の暑さ対策
次は、車中泊キャンプ最大の弱点である夏の暑さ対策についてご紹介します。詳しくは、別動画やブログでご紹介するので、そちらをご覧ください。


自分だけのマイプレイスを探そう
車が停めれて、キャンプもできる場所は限られています。もちろん、トイレは必要です。となると、管理されたキャンプ場や野外展開が可能なRVパークなどに限定され、有料施設の利用となります。
道の駅のような無料施設を利用できるのとは違い、多少なりとも費用が必要になるので、ハードルは少し上がりますが、それ以上の躍動感や解放感が得られるのも間違いありません。あえて遠くまで行く必要もなく、できるだけ近場でできるだけ格安な場所など、自分だけのマイプレイスを探してみてはいかがでしょうか。
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