【中古ハイエースキャンピングカー】お金事情〜購入費用、維持費用、くるま旅の費用〜

くるま旅

16年落ちの中古ハイエースキャンピングカーを購入してから、1年半になりました。「使いこなしと装備紹介」の記事をご覧いただくと、理解が深まります。

結論から言うと、キャンピングカーにはお金がかかります。その一方で、たくさんの思い出や自由な時間を満喫し、人生を楽しむことができます。思い出はプライスレスです。さあ、あなたも人生の新しい扉を開いてみませんか!

キャンピングカーに係る3つの費用

キャンピングカーを購入して、お安く自由にくるま旅に出かけたいと思う一方、購入価格は高いし、維持費もかかりそうで、購入するかどうか悩んでいる方は多いと思います。確かに、キャンピングカー旅のコストは、交通機関やホテルなどを利用するよりも1回当たりのコストはかなりお安くなりますが、回数が多くなったり、維持費が予想よりも高かったりするので、トータルコストをよく理解してから購入することが重要ですね。今回の動画では、中古キャンピングカーの購入費用、維持費用、くるま旅費用の3つについて、私の例をご紹介します。

年代によって環境は違いますが、中古のキャンピングカーの購入を考えられている方、キャンピングカーが欲しいが高くて購入を悩んでいる方などの参考になると思います。特に、年金生活のシニアの方で、かねてよりの夢である自由で気ままなキャンピングカーライフを熱望されている方には、一つの考え方として私の例がお役に立てれば幸いです。

最終的には、冷静に考えて、自分の収入や貯金等で購入できるキャンピングカーで満足できるかどうか、くるま旅に出かけながらやり繰りできるかどうかで決まります。欲望に負けて、無理して理想のキャンピングカーを購入されることはお勧めしません。借金返済や維持費にキュウキュウすることなく、折角購入したキャンピングカーで思う存分くるま旅に出かけたいですよね。

購入費用

私の場合は、現在3台目のキャンピングカーです。前の車がタイヤバーストで全損となり、車両保険の範囲内で、車両本体と後付け装備を含めて購入できるものを探しました。もちろん、新車では購入できないので、必然的に中古で探しました。2023年1月の購入費用は、売り出し価格270万、諸費用30万、後付け装備60万の合計360万となっています。車両保険に入ったおかげで、全損扱いで保険金をいただいたのですが、これがなかったらと思うと、車両保険の有難みを感じました。ちなみに、車に乗って45年になりますが、車両保険を掛けたのは事故をした車が初めてでした。 私が購入したハイエースキャンピングカーを例にすると、新車価格では800~1000万円が相場、中古でも年式が新しくて走行距離も少なれければ500~800万円もかかるので、そもそもターゲットにもなっていませんでした。そこで、低年式のものを探したわけです。 低年式の中古車になると、購入価格はかなりお安くなりますが、税金が加算(重課)されて高くなったり、燃費も悪くなったり、修繕費用も嵩むようになったりするので、通常のキャンピングカーよりも、余分な費用がかかることにも注意が必要です。 さらに、キャンピングカーを売却するにしても、購入後5~6年乗れば、20歳以上の高齢になるので、査定価格はゼロと見込んでおいたほうが良いでしょう。ちなみに、事故をした車と同年代の車の販売価格を中古車センターで見ると、品薄状態のキャンピングカー市場では中古の価値も高くて、新車価格と比べても、大きくは落ち込んでいないようでした。売価後のお金も老後資金の足しにしようと思っていただけに、大誤算になってしまいました。 私は、車両保険が原資でしたが、通常、退職金などの一時金や貯金で一括払いするか、ローンを組んで月々支払うかの選択になります。場合によっては、家やマンションを購入してローン支払いされている方々も多いとおもいますので、それに加えて、キャンピングカーのローンも支払えるかが課題になります。キャンピングカーだけのローンであれば、購入はかなりハードルが下がって現実味を帯びてきますね。

維持費用

維持費の内訳は、自動車税、自動車重量税、自賠責保険、任意保険、メンテナンス費用、車検代、駐車場代になります。一般的には、安く見積もって、年間30~60万円かかると言われています。任意保険(AIG損保)は94,020円 事故加算、団体割引、ノンフリート等級割引 8,000円/月 、メンテナンス費用 オイル・フィルター交換 5000km毎(フィルター1万キロ毎) 、タイヤ交換(夏タイヤ、冬タイヤ) 3年毎 、バッテリー交換 3年毎 4万円 (ネット購入自分で交換 1~2万円) 、エアフィルター交換 3年毎 材料代のみ自分で交換、車検代 15万円(推定、今年12月予定) 2年毎 6,300円/月 、駐車場代 8000円 年額、他に軽自動車所有。

単純に、月当たりに換算すると、「月約3万4千円」になりました。

税金を補足説明します。 自動車税は、登録後13年を経過すると、約15%の重課で約7600円増、重量税は13年経過で約39%、18年経過でさらに約14%の重課で、それぞれ9600円増、13200円増となります。合計で、13年経過で約1.7万増、18年経過で2.1万円増となり、かなりの負担になります。

任意保険を補足説明します。 キャンピングカーの場合は、車両保険を付加させることは必要だと思います。キャンピングカーにもよりますが、普通車よりも、高さ、幅、長さとも規格外で取扱いに注意が必要ですし、シニアの場合は特に認識能力の低下も加わりますので、必要性は高まります。私の場合も、40年間無事故でしたが、前の車で2回、現在の車で1回の計3回車両保険のお世話になりました。今までは車両保険が高かったので、加入したことはありませんでしたが、キャンピングカーの運転には不慣れだったので加入しました。幸か不幸か、シャリ領保険の恩恵を受けたことになります。その反面、保険料が爆上がりして苦労しています。 1回目の事故は、駐車時にキャブコンの後部最上部に鉄の出っ張りが刺さったことによる修理、2回目の事故はタイヤバーストによる横転事故で全損扱いとなり、満額保険を受け取りました。3回目は駐車場から出庫するさいに、隣の車のバンパーを押し曲げたことによる他車の修理でした。いずれもキャンピングカーあるあるの出来事でした。当初契約額は、4万円ほどでしたが、事故後には最高で約2倍に跳ね上がりました。

メンテナンス費用について補足説明します。 中古の低年式車の場合は、オイル及びフィルター交換、タイヤ交換、エアフィルター交換などを小まめに行うことが、長く乗り続けるためには必要不可欠になります。オイル交換は5000kmごとに、タイヤは状態にもよりますが概ね3年ごとに、エアフィルターは2年ごとに交換することが良さそうです。冬に雪道を走る方には、スタッドレスタイヤが不可欠です。夏タイヤと冬タイヤがダブルになるので、結構な費用が掛かります。

車検費用について補足説明します。 私の場合は、今年の12月に初めて車検を受けます。以前はユーザー車検をしていた時期もありましたが、キャンピングカーの場合はプロに見てもらいたいので、近くのディーラーにお願いしています。前のキャンピングカーの時に、車検をお願いして断られた経緯がありますが、現在では気持ちよく受け入れていただいております。古い車なので、車検の前に部品の有無などを確認することになっています。車検を受けたらご報告したいと思います。

くるま旅の費用

【前提条件】

土日利用のサラリーマンとして設定。今後完全リタイヤになると平日に移行するだろう。高速利用。地酒、温泉、グルメは最低限楽しむ。費用は、節約旅と比べれば、少し高めになっている。働きながら年金を少々いただくことを前提とした旅の設定となっている。

詳しくは、ブログ記事(【くるま旅の費用】試算と対策と節約)をご覧ください。

やはり、高速代とガソリン代が効いてますね。

ランチはできるだけ地の物を食べたいのですが、連日はキツイですね。

有料は1箇所(2泊まで)に抑えないと駄目ですね。地酒、温泉も半分にしないとね。

費用は、旅のスタイルや期間などによって大きく変動します。一番大きいのは、ガソリン代と高速代、食事代ではないでしょうか? これは、ブログに短期(1泊2日)、中期(3泊4日)、長期(8泊9日)のモデル料金を記載しているので、一度ご覧ください。 私の場合は、短期(1泊2日) 4.7万円 節約して3万円、 中期(3泊4日) 6.3万円 節約して4万円 、長期(8泊9日) 11万円 節約して9万円 月に2回(短期2回6~9.4万円、長期1回9~11万円、短期1回中期1回7~11万円)として、 6~11万円/月(6万円で設定)。 全体額にガソリン代、高速代の占める割合は、短期中期長期に対して6割、5割、4割と減少し、食事や温泉、キャンプ場などの宿泊費の占める割合が増えていくようです。 奈良から北海道や東北、九州などに長距離フェリーを使うと、スーパーロングは5mを超えるので、少し割高になります。特別な旅の場合には、そのために専用の特別枠の予算を組んでおくことが必要ですね。

願望が強すぎる見積もりになっています。節約すれば、半分にできそうです。1日1万円上限という方もたくさんいらっしゃいます。

動画

キャンピングカーのお金事情

節約編も今後ご紹介できればと思います。

今後の節約術

年金生活者にはとっては、完全に破堤です。節約だけでは限界があります。どうしましょうか? 年金以外で月10万円の収入はキャンピング生活を過ごす最低ラインのようですね。 最後に、メンテナンスのコツ、燃費の改善策、くるま旅費用の節約術について、私の例を紹介します。特別の秘策はありません。地道に実行するのみです。 一言「部品の交換時期を守り、丁寧に乗ること」に尽きます。タイヤの空気圧を適正に保ち、丁寧に乗れば、購入当時の燃費9km/lも夢ではありません。 旅の費用の節約ポイントは、できるだけ道を利用すること、外食、温泉、地酒、お土産などの頻度を半分にすることでしょうか? 今後、もう少し、具体的に考えてみたいと思います。

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