今年の会社のお休みは、8月9日〜17日の9日間。混雑が嫌なので、前日の8日を有休にして、7日の夜から自宅を出発した。昨年もお盆休みを利用して、東北に9泊10日の車中泊旅に出かけている。定年退職の年のGWにも東北に出かけているので、都合3回目である。これまでの旅は、どちらかといえば、町の有名観光地が主体であったが、今回は、絶景の自然を満喫することに焦点を絞った。できれば、4時間コースの登山を4本(月山、鳥海山、八甲田山、栗駒山)したかったが、ベスパ(妻)の意向もあって、散策にとどまったため、当初プラン通りには行かなかった。総走行距離も3024kmに達し、東北までの往復と、一部区間の移動では有料の高速道路を利用した。案外疲れも少なく、満足した旅となった。
旅の伏線は、温泉。東北は、成り立ちから、大地震が多くて火山も多い一方で、温泉や絶景という恩恵をもたらしてくれた。酸ヶ湯温泉、乳頭温泉は、東北を代表し、日本でも指折りの温泉地。絶景巡りとともに、その近くには必ず温泉があった。
実行程
旅が終わった後に、Googleマップのタイムラインをみれば、日々のルートと時間経過が簡単に分かるので、旅の情報を整理するのにとても助かっている。
旅の立ち寄り地点やコストなどの情報は、紙に走り書きして、後日集計した。簡単メモは大切だ

8月7〜8日
道中どこで仮眠するか決まっていなかった。ちょうど時間的に限界に来ようとした頃、駒ヶ岳SAにたどり着いた。夜中の外気温も高くなかったので、ベンチレーターだけで快眠。お店の特産品の品揃えは圧巻だった。


8月9日
これまでの2回の東北旅では行きたくても行けなかった場所。今回、一番最初の目的地に選んだ。清津峡渓谷トンネルが観光のために掘られたことを知り、現在の大人気絶景スポットに至るまでのドラマに思いを馳せた。

8月10日
月山登山が次の目的。リフトを使えば、往復4時間で登頂できる。前乗りして臨んだが、出かける直前に雨が降り出し、中止となった。すぐに目的を観光に変えた。道の駅月山で見つけたパンフレットの中に酒田観光があった。酒田の歴史は知らなかったが、いつも東北地方のアメダス拠点としてウォッチしていた経緯がある。パンフレットで目を引いたのが、山居倉庫。Googleマップにはすでにマーキング済みだった場所。
今日は遊佐のスーパーにあるコインランドリーで洗濯をした。

8月11日
翌日も鳥海山で遊ぶ予定だったが、雲行きが怪しかったので、無難に麓の道の駅に泊まった。早朝確認のため五合目鉾立まで行ったが、霧の中だった。 近くに観光拠点もなく一方で、鳥海山ジオパークの自然に触れたかったので、急遽調べてみると、北山麓に、複数の湿原があることを知り、中でも一番インパクトがありそうな獅子ヶ鼻湿原に行くことにした。

8月12日
男鹿半島も念願の場所。詳しく調べてみると、絶景の宝庫。特に、なまはげの実演を見たかった。男鹿半島は、詰め込めば、何とか日帰り観光で回れるコンパクトさが魅力ですね。青森の「ゆとり駐車帯」が良いですね。眺望のいい場所、トイレ付き。


このあたりから、熊の出没に注意するようになりました。電光掲示板には、「熊出没警報」が出ていました。慌てて、熊出没情報を検索すると、青森県内ではいつどこで出会うか分からないくらいの頻度でした。県のホームページにマップが掲載されています。
当初、十二湖内の王池無料駐車場で車中泊する予定でしたが、下見で行ってみると、人っ子ひとりいないし、電灯もなく真っ暗で、周囲に熊がうじゃうじゃいる気配があって、ベスパ(妻)が怖いと言うので、海岸沿いのゆとり駐車帯に変更しました。実は、ここもすぐ近くで数日前に熊が出没していたようでしたが。

男鹿半島を詳しく表示。

8月13日
次も、念願の白神山地(西側拠点)の十二湖ハイクと不老ふ死温泉。岩木山をパスするのも忍びないが、次回に委ねた。
深浦周辺では、偶然、花火大会とねぶた祭に出くわした。花火は移動中だったので、数発見かけただけで、ねぶたは出発場所で行脚前の準備の様子を見ることができた。行脚が始まると、TV中継されていて移動中の車の中でチラリと見た。

青森深浦周辺を詳しく表示。

8月14日
ここも念願の場所。豪雪地帯の八甲田山と酸ヶ湯温泉。南に行けば、十和田湖と奥入瀬渓流。うーん、堪んない。今日は、超ヘビーな一日。酸ヶ湯温泉では、上段にある第二駐車場で車中泊している車があったようだが、私たちは温泉前駐車場のトイレ前で車中泊した。

8月15日
次の行程が一番悩んだ所。奥入瀬渓流を午前中で歩き、後はほとんど移動。道の駅雫石あねっこ。前回立ち寄っているようだが記憶にない。夜はとにかく寒かった。
今日は、八幡平市のスーパーにあるコインランドリーで2回目の洗濯をした。

8月16日
抱返り渓谷、田沢湖、乳頭温泉、八幡平。今日も堪らない。超ヘビーな一日。どこも念願の場所。泊地は、どうして泊まりたかった「あ・ら・伊達な道の駅」。全国人気ナンバーワン。

乳頭温泉前後を詳しく表示。

8月17日
道の駅をじっくりと探訪。帰路834km。前回の900kmよりも短いが今回は途中仮眠することなく、ノンストップ。ハイエースキャンピングカーの底力を見せつけてくれた。


関西と東北間の激走
東北は、さすがに遠かった。往復のために計2日を費やした。休みに限りがあるので、下道ではなく、高速道路を利用した。体にも懐にもダメージがあった。

最大の宿題
今回の車中泊旅で、東方地方の主だった場所は訪れたことになるが、最大の宿題が残っている。津波被害のあった福島周辺だ。次回、関東地方の残りと併せて、じっくりと訪れてみたい。
東北地方の登山が一つもできていない。時間がかかるので、完全リタイア後に、時間を気にすることなく、1ケ月かけて制覇できたらと夢見ている。
感想
今回は、これまでで一番ヘビーだった。行程も内容も。街の観光もいいが、何より、地球時間を感じる旅、日本を感じる旅が私のライフワークかな?
旅を終えた翌週、東北地方を豪雨が襲った。十和田湖や奥入瀬渓流付近は被害が発生し、一時期通行止めとなったようだ。
プランでは、前半雨傾向だが雨域の北限付近なので大崩はないと予想し、後半は暑すぎる快晴の日々を過ごすことができた。八甲田山中腹ハイク、八幡平ハイク、奥入瀬渓流ハイクができたので、及第点だろう。
コメント