【紀伊半島アクセスマップ】車中泊旅プランはこれで決まり

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南紀熊野ジオパーク、世界遺産、山と海の幸など、歴史文化や自然に恵まれた紀伊半島。中央部には2千メートル級の山々、周囲を変化に富んだ美しい海岸線で囲まれた紀伊半島。半島という地形特性がゆえに、アクセス道路の整備には、多額の費用と時間を要する。現在は、高速道路の整備も進み、特に半島を外周する高速道路網の進捗が目覚ましく、災害に弱く急峻な山岳部を南北に貫く道路も国土強靭化の名のもとに着実に整備が進んでいる。

アクセス道路の現状(202507時点)

大阪や名古屋の都市圏からは、有料の高速道路使うことが多いと思われるが、半島部に入れば、無料の高速道路が整備途上であるため、無料の高速道路と一般道を組み合わせて通行することになる。大阪からは、南紀田辺ICまで、名古屋からは、紀伊長島ICまでが有料である。

紀伊半島内陸ラインは4つあって、西部は①国道424号と②国道480号他の2本、東部は③国道168号と④国道169号の2本である。いずれも未整備区間が一部残っている。4本とも山岳道路であるために屈曲部が多いので走行には注意が必要である。

紀伊半島の最大の弱点は、東西道路である。南北に大きな3つの山脈が連なっているため、連絡する道路は狭くて屈曲が多く、災害に極めて弱い。

内陸部の快適なドライブコース

奈良起点にする私の場合、串本までの所要時間を比較すると、高速道路を使えば約3時間、一般道を使えば、③と④のルートが約4時間、その他のルートが約5時間弱となる。いつも4時間コースを使っている。整備が進んでも山岳道路が故の弱点である災害による通行規制は避けて通れない。

【国道424号】
●紀の川IC〜田辺(天神崎)の区間115km、約3時間弱のコース。整備された高原道路といった風情がある。有料の高速と無料の下道では、倍半分の時間差があるので、急ぐ時には迷いなく高速を使うことにしている。普段は、424号を好んで使っている。
●道中に4つの道の駅がある。
●私は「紀州桜街道」と呼んでいる。沿線には、桜スポットがたくさんある。桜以外では、椿山ダム湖周辺の藤棚、田辺梅林も有名。
●田辺には、天神崎やひき岩群の自然景観が映える。
●秋津野ガルテン(農家レストランみかん畑)、レストランCaravansaraiがおすすめグルメ。
●海南市に、平和酒造の蔵元(紀土キッド)がある。
●生石高原には、夏の避暑と秋のススキがお薦め。
【国道480号他】
●世界遺産高野山、高野龍神スカイライン(冬季閉鎖あり)、護摩壇山、龍神温泉。絶景ドライブが楽しめる。
●道の駅ごまさんスカイタワーは全国道の駅第2位の高所。寒すぎるほどの避暑地である。展望が良い。道の駅から20分ほどで護摩壇山山頂に登れる。
●高野山ではごま豆腐定食がお薦め。龍神にも寄りたい食堂があるが、行ってからの報告としたい。
●雲海で有名な野迫川村へは、鶴姫展望台手前の交差点を下るのが良い。
●白浜は、南紀を代表する一大観光地。ジオパークあり、グルメあり。
【国道168号】
●世界遺産熊野大社、数多くの源泉かけ流しの温泉、谷瀬の吊り橋など、歴史や自然を深く体験できる。
●串本へ向かうときには、このルートを主に選択している。
●道の駅は3つある。熊野大社手前の「奥熊野古道ほんぐう」がお薦め。
●このコースは、紀伊半島を代表する特色豊かなコースである。
【国道169号】
●大台ケ原に行くことが多い。
●大人気の入之波温泉には、何度も行っているが、不幸にも入場すらできていない。

今後、各路線のお勧めを順次内容紹介していくので、要チェック。

東海岸ルート

【国道166号】
●大台町と飯高町の間は、ヴィソンに立ち寄らないときには、ほとんど幅員が狭い区間がある山越えルートを使っている。
●三重方面から下道で南下する場合は、ヴィソン付近を通過して、尾鷲港につながる。ヴィソンあたりから伊勢神宮へとつながる。
●道の駅が多いルート。6つある。中でも、木ツツキ館、マンボウは、大好きである。

西海岸ルート

【国道42号】
●湯浅までの海岸線には漁港が多い。絶好の釣り場。

動画

今後公表予定。

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