【奈良・道の駅】十津川郷

くるま旅

「秘境」「全村源泉かけ流し」と言えば、紀伊半島のオヘソにある全国一広い村「十津川村」。その中心にある道の駅十津川郷。大阪から約3時間、国道168号をひたすら南下し、山奥へと分け入る。さらにその先は、熊野本宮大社、新宮も近い。

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名古屋、大阪から、名阪国道や京奈和道を経由し、国道168号を南下する。

道の駅針テラスが東のゲートウェイ。そこから、道の駅十津川郷までの間には、多くの歴史・自然の観光地がある。

十津川村は、全国で初めて「源泉かけ流し宣言」をしている。湯泉地・十津川・上湯と3つの温泉がある。前の2つは、道の駅から近く、唯一上湯は車で20分ほどさらに山奥に分け入り、狭い道を通った先には、絶景露天風呂が待ち受けている。

東西には、世界遺産熊野古道が南北に走る。以前小辺路を縦走した時に、十津川の対岸でキャンプする予定だったが、到着が遅れてしまい、薄暗い中途方に暮れていたとき、村のおばあさんが声がけしてくれ、知り合いの宿に直接掛け合ってくれた思い出がある。

奥駈道を踏破した時には、十津川村南部にある玉置神社に宿泊した。それまでテント泊が続いていて最後の宿が宿坊だったので思い入れも強い。その後数年経って、夫婦で、神社駐車場に車中泊してお参りした。

村北部には、生活道としては日本最長の「谷瀬の吊り橋」がある。吊り橋の下には、つり橋の里キャンプ場があり、釈迦ヶ岳登山立ち寄りポイントだった。子供が小さい頃には、3人でキャンプ場にあるお風呂で大はしゃぎしたことを思い出す。最近では、十津川花火大会を見た。

道の駅周辺には、村役場、警察、診療所などが集結する村の中心地である。

国道168号

道の駅十津川郷へは、山岳道路国道168号をひたすら南下する。初めて訪れた時には、先行きの不安に襲われた記憶がある。今では、何度も新宮まで行き来しているので、道中のドライブを楽しんでいる。

国道168号につながる京奈和道は、現在、南阪奈道・高田バイパスと接続するランプ橋を建設中であり、来春繋がれば、一気に大阪との接続が向上する。

国道168号は、年々国土強靭化により整備が進み、山奥ながら快適なドライブが楽しめる。

まだ3カ所狭い区間が残っているが、それらが整備されると、紀伊半島の南北交通が飛躍的に向上する。

道の駅十津川郷

駐車位置に注意。大半の方、特に初めての方は、自然の成り行きで道の駅に隣接した狭い方に並んで駐車されようとする。私のハイエースは大きいので、狭い方に停めようとすると苦労する。隣接する駐車場にも停めれることを知ってからは、そこの入り口付近に停めている。

ここの道の駅の売りの一つが、近くの湯泉地温泉からひいた「足湯」である。少し熱めでちょうどいい。開店時間までくつろいだ。

お酒もお土産も北海道産のものが置いてある。水害移住者のつながりが今も続いている。お話したおばさんは、道産子だった。

村には商店が少ないせいか、日用品も置かれている。車中泊旅人にもありがたい。

十津川産の温泉パンやおにぎりを朝食とした。

日曜日のふれあい朝市で販売している「串こんにゃく」はここの名物である。深い切り込みが特徴。柚子味がお勧め。飛ぶように売れていた。普段こんにゃくを食べない私でも、美味しいと感じた。

道の駅の2階に、蕎麦屋さんがある。ここも道の駅の売りの一つ。蕎麦目当てに訪れる人もいると聞く。開店が11時だったので、次回以降の楽しみだ。

十津川に架かる橋の上から道の駅を見ると、急斜面に立てられているのがよくわかる。隣接する村役場も同様。絶景と災害は紙一重と言われるが、災害がないことを祈るばかり。

湯泉地温泉滝の湯

道の駅から車で2分。橋を渡ればすぐ。

私の好きな硫黄泉。ここの特徴は、名前(滝の湯)が示すとおり、小滝がある渓流沿いに露天風呂がある。内湯から、少し長めの階段を下りると、緑陰に包まれた湯船と滝が現れる。

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