前回は、エアコンやポータブルクーラーなどの冷房機器の選定や代表的な機器のご紹介をしました。
今回は、「衣類、車両点検」に加えて、「お役立ち情報」をご紹介します。
夏の衣類
軽装の夏は、あまり気を使う必要はありません。が、一つだけ注意。
屋外で山や森に分け入って遊ぶ、夜になって屋外でキャンプや釣りをするなど、活動範囲が広がりますね。前者は、日焼けや虫(特にやぶ蚊)、後者では肌寒いこと(風が吹くと体温を奪う、谷風)があるので多少の防寒が必要です。侮ることなかれ! 一度経験すると次からは気をつけるようになります。35年の経験から。
どんなものを用意すればいいか? まずは、身の回りのものを探してください。薄手の長袖T-シャツお持ちですか? 軽い撥水性のウィンドブレーカーありますか? 私の場合は、薄手の長袖T-シャツ(時と場所によって変わる)と、丸めると握りこぶし大になるウィンドブレーカー(モンベル、パンツ)を常備しています。車内でも夜冷えることがあります。ウィンドブレーカーは、登山の休憩の折、汗冷えを防ぐために使用しているものです。忘れてはいけないのは、外では「日傘」をさすこと、「帽子」をかぶること。60歳前ぐらいから守っています。効果絶大。女性は若い子もやっているのも頷けます。男性も年を取ると格好よりも実益ですよ!
夏の車両点検
ズバリ、車内高温によるトラブル回避です。他にも、タイヤやバッテリー液、冷却水、エアコンなどがありますが、通常あまり気を使わないと思います。盛夏には、車内温度が50℃を超えることもあります。
・ダッシュボードに熱に弱いものを置いてませんか? ・ガス缶、燃料用アルコールなど揮発性のあるものを放置していませんか? ・ペットボトル水を置きっぱなしにしていませんか? ・三元鉄リチウムイオンを日頃置きっぱなしにしていませんか?
夏には、クーラーボックス常設、常備品の積み直しなど、少し手間ですが、配慮が必要ですね。私が使っているもの(ソフトクーラー、メタルクーラー)です。
お役立ち情報
さあ、準備も心構えも整いましたね。旅の目的や場所によらず、くるま旅に参考となるお役立ち情報をいくつかご紹介します。
・暑熱順化(しょねつじゅんか) 暑さに慣れて熱中症にかかりにくい体を作ること。若い頃はあまり気になりませんが、シニアになると基礎体力が落ちるので、特に気をつけましょう。私は、夏山登山のため、毎年やってます。 【参考サイト】 暑熱順化前線 暑熱順化対策 ・氷枕や冷却枕でぐっすり睡眠。 タオルを巻いた氷枕や冷却枕がおすすめです。保冷剤や冷たいタオルでひんやり。 保冷剤にタオルを巻き首回りにあてると、意外なほど汗が引きスーっとします。わきの下、足の付け根にも効果あり。 どちらもここ数年始めました。効果ありです。
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