定年退職後、自由になって健康で動き回れる「黄金の60代」。完全リタイヤして人生の成熟期を迎えた「成熟の70代」。特に、後期高齢者となる75歳までの15年間は、心がけ次第で豊かな老後を過ごすことができる。後悔することなく、人生の後半戦を向かいたいと願うシニアの皆さんと一緒に、この貴重な時間を有意義に過ごすための旅のスタイルについて考えてみたい。
シニアの趣味人気NO1は「旅行」

気候の良い春や秋、雪景色の中で入る温泉露天風呂。年に3回の2泊3日旅。近場の温泉宿でゆっくりと寛ぐ1〜2泊旅。「年間10泊の旅」はアクティブシニアのスタンダード。
ホテル泊vs車中泊旅

ホテル泊なら、夫婦二人で「年間70万円未満」。


私の場合、年式が古いので、維持費が高く、燃費が悪いので、車両コストが高い。前車の新車コンパクトキャブコンなら、年間で10万円も安くなるので、資金に余裕があるなら、中古よりも新車をお勧めする。


ホテル泊と車中泊泊の差は、概ね車両購入コストと同等。ただし、車さえ購入すれば、旅自体の費用は、維持費の高い私の中古ハイエースキャンピングカーでさえもホテル泊よりも安くなる。

車中泊旅の魅力

260万円を先行投資して75歳までの自由気ままな車中泊旅を選択した。

車中泊の魅力は、お金では計り知れない圧倒的な体験価値にある。旅の経験値が上がるにつれ、さらに人生の旅を爆発的に加速させる魅力がある。単に旅の費用が安いからという節約の問題ではない。
いろんな車中泊旅のスタイル


トイレやシャワーキッチンなど自活できる装備が整った大型キャンピングカーやキャンピングトレーラーから、自家用車を車中泊仕様にして楽しむスタイルまで、好みや資金によって選択できる。ポイントは、無理をせず、身の丈に合ったものを選ぶこと。


コスパ最強は、自家用車を車中泊仕様にDIYしたり、最初から車中泊に適した車を選ぶこと。

ベットキットやサンシェードの必要最低限の装備を用意すれば、手軽に旅に出かけられる。最近シニアにも大人気である。
私たち夫婦の選択


縦走登山が趣味。若い頃から、信州方面に出かけ、特に、八ヶ岳山麓の高原ライフに憧れる。


2拠点居住に向けて、毎年のように、ペンションに泊まったり、リゾート会員の体験宿泊、地元自治体主催の移住体験会や別荘見学会に参加したりして、居住者のリアルに触れてきた。

ベスパ(妻)の意見は「高原ライフは楽しいが、一箇所に留まるよりも日本全国を旅するほうが良い」。

元来、お出かけ好きな夫婦の性か?別荘プランはあっさり諦めすんなりと「キャンピングカーで全国を旅する」ことに方針決定。決まれば、話は早い。定年退職を前に、キャンピングカーショーやビルダーに出向いて、情報収集が動き出した。
シニア夫婦のそれぞれの本音


ベスパ(妻)は、たまにはホテルに泊まって豪華な食事をしたいと言う。それもまた良し。海外旅行や世界の海を渡る豪華客船の旅も捨てがたい。

ベスパ(妻)は、どこから見つけてきたのか、たまに格安バス旅行に、ソロや友達と出掛けている。無料の回もあるようだ。

オヤジは、ソロ登山やソロキャンプ、ブッシュクラフトを復活させて楽しんでいる。
老後資金と年金ライフ

統計では毎月4万円に赤字らしい。旅行資金は、そのために稼がねばならない。稼いだ分だけ旅行ができるという仕組み。

65歳までは、遊びすぎてお金の使いすぎ。70歳まで3年を切った。この期間に、旅行もしながらお金もやめなければならない。
大人のハイブリッド旅
この夫婦が選んだ旅のスタイル。

旅だからといって贅沢するのではなく、地域の歴史文化に触れ、色んな人との出会いを大切にし、日常生活の延長で日々の暮らしを続けるスタイル。

充実した豊かな生活は、まず、一歩を進めることからしか始まらない。経験を積み重ねる過程で、身の丈に合った生活を送っていく。


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