定年退職から6年目。これまでの5年間に、くるま旅でどのくらい使っただろうか? 墓場にはお金を持っていけないという言い訳で、気にはしつつもセーブするわけでもなく、節約も頭に入れつつ、淡々と続けてきた。が、65歳を過ぎ、年金ももらい、減ったとはいえ再就職で給料をいただき、数年後には完全リタイヤ生活が待ち構えている中では、無計画ではくるま旅の先行きが不安である。
そこで、モデルケースで、くるま旅の費用を算出してみようと思い立った。今後の目安になればいい。やはり、アルプス周辺がベースになる。これまでの旅のスタイル(観光・キャンプ併用型)をどこまで続けられるかの検証も兼ねている。
【設定】
◯夫婦2人、ペットなし
◯会社員、土日活用
◯高速道路フル利用
◯キャンプ場 6時間位内、格安
(宮田高原キャンプ場)650km
◯エリア周遊 100km程度
◯総走行距離 750km
【原単位】
◯出発日の翌日と翌々日の朝食は家からの持ち込み 0円
◯キャンプ場宿泊費 3000円
◯朝食買い出し 1000円/回
◯ランチは外食(地の物) 1500円/人、3000円/回
◯夕食材 1500円/回
◯地酒あて 2500円/旅、家ワイン持込あり、モデル③のみ2回/旅
◯温泉 750円/人、1500円/回
◯シャワー 200円/人、400円/回
◯ガソリン代 8km/l、180円/l
◯高速代 実費
モデル① キャンプ土日旅(金前泊現地1泊2日)
【試算①】金夜発〜日夕方着
(準備費)翌土日曜日朝食 0円
(宿泊費)3000円
(土日曜日ランチ*2)6000円
(土曜日夕食材)1500円
(地酒あて)2500円
(温泉)1500円
(ガソリン代)750÷8×180=17000円
(高速代)15000円
計 約4万7千円
モデル② キャンプ3泊4日
【試算②】金夜発〜火夕方着
(準備費)翌土日曜日朝食 0円
(月火朝食*2)1000×2=2000円
(宿泊費*3)3000×3=9000円
(土日月火曜日ランチ*4)3000×4=12000円
(土日月曜日夕食材*3)1500×3=4500円
(地酒あて)2500円
(温泉)1500円
(シャワー*2)400×2=800円
(ガソリン代)750÷8×180=17000円
(高速代)15000円
計 約6万3千円
モデル③ 8泊9日(キャンプ3泊、道の駅等5泊)
【試算③】金夜発〜翌週日夕方まで
(準備費)翌土日曜日朝食 0円
(月〜日朝食*7)1000×7=7000円
(宿泊費*3)3000×3=9000円
(土〜翌週日曜日ランチ*9)3000×9=27000円
(土〜月曜日夕食材*8)1500×8=12000円
(地酒あて*2)2500×2=5000円
(温泉*4)1500×4=6000円
(シャワー*4)400×4=1600円
(ガソリン代)750÷8×180=17000円→移動込みで25000円
(高速代)15000円
計 約11万円
稼ぐ最低目標額
上記の計算の結果、5〜11万円/回となった。土日1泊2日なら月2回、8泊9日なら月1回の出動と言うことになる。
くるま旅に出かけるには、年金以外に、最低月に10万円が必要だ。
これまでの旅のスタイルは一部変えていかなければならないようだ。一口に「節約」と言うが、全てにおいて実行していく心構えが必要だ。
対策(会社員、完全リタイヤ共通)、心がけ
どれも既に心がけていることばかりですが。まったり焚き火がしたいんです。「周遊型」から「滞在型、ホームベース型」にシフト。かつ、「遠征型」から、「近場型」へのシフトでもあある。地の物ランチを節約して、「街で夜飲み」も楽しみ方の一つ。
【アクセス】できるだけ下道利用
(6時間以内で行ける近場を選定)
※偶然の出会いが生まれやすい
【避暑地フル活用】RVパーク等有料施設はできるだけ避けるため
【ランチ】地の物ランチから、お手軽ランチやスーパー・コンビニ弁当も利用(電子レンジ導入も伏線だった)
【温泉】モデル③の回数を1〜2回減らす、街なかでは快活CLUBも極力利用
【キャンプ場】程度の良い無料キャンプ場を探す
【地酒あて】モデル③の回数を1回減らす
【朝食】残り物で済ますこともあり
【ガソリン代】穏やかな運転に心掛ける、コスト縮減は今まで通り
対策(個別の節約術)
時間を有効に使いましょうか。
【会社員】
◯福利厚生施設にも目を向ける(望み薄いが)
【完全リタイヤ後】
◯有料施設は平日利用
◯釣りキャンプの回数を増やし、釣果でお腹を満たす
海鮮丼を食べ尽くす海岸線ツアーもやりたい。プラス、ようやくだが、百名山も意識していこうかな! 東海自然歩道1400kmや日本ロングトレイルもあるし、忙しいな~
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