旅くるま「ハイエースキャンピングカー」。17歳のシニア中古車も1年を経過しました。ベースは、ビルダーrecveeが作った現在のPalaceSLシリーズの初期モデルだと思います。購入当初はトラブルもあったのですが、現在では古さを感じさせないハイエースの爽快な走りに魅了されています。
1年の間、数々のプチDIYを軽く行いました。ナビやテレビの通信映像系の更新は三重の町工場で、レノジー走行充電器で充電するリチウムイオンバッテリーの導入は大阪の町工場で、それぞれ施工していただきました。
面倒なことやメカニックなことが苦手な私ですが、使いやすいように改良することは、やらないと始まらないので少し頑張ってみました。たくさんのYouTube先生にはお世話になりました。購入の経緯やプチDIYの様子は、元祖【野遊び2nd】に詳しく記載しておりますので、そちらをご覧くださいませ。
ほぼ完成形になりましたので、全貌をご紹介します。同じように中古車キャンピングカーを購入された方、ハイエースキャンピングカーを購入された方等のご参考になれば嬉しい限りです。
リチウムイオンバッテリー関係は後編に譲り、今回は、外観と車内装備についてご説明します。
プチDIYのポイント
- 商用車らしさをなくする。
商用車のイメージが強く、車体を見れば、ザ·ハイエースと誰もが思うフォルム。走りの良い奴であることはわかっていても人と同じであることを極度に嫌う性格のため、らしく感じさせない工夫に苦慮した。とはいえ、大層なこともできず、プチDIYに徹した。
主な工夫点は、次の3つ。
◯黒をワンポイントに入れる。具体的には、フロントグリル、タイヤカバー、エンブレム、オーニングカバー。
◯ワンポイントにロゴデザインの導入。具体的には、両サイドの窓ガラス·バックガラス·フロントの右隅に、中華製の「wish」サイト等からお安く購入したシールやステッカーを貼り付けた。文字はレベル屋にお願いした。
◯既存で貼ってあったシール類は全て剥がした。
- 古い装備を一新する。
ナビTV、後部TVは、新しいものに更新。ナビTVには、firestickを取り付け、後部TVはYouTubeやprimevideo付きのものに更新。ただし、ナビのバックモニターとDVD、ETCはそのまま残した。
- リチウムイオンバッテリーを導入する。
鉛バッテリーをレノジーのリチウムイオンバッテリー200ahに交換する。合わせて、走行充電器を50Aのものに更新する。ただし、外部充電器はAC電源だけ残して、サブバッテリー充電は取り外す。
- エアコンを導入する。
これは大失敗だった。12Vエアコンのハズが、現在、車内の冷暖房は、 Ecoflow社の「WAVE2」が主に担っている。経緯は、こちらを。
ハイエースあるある
愛好者が多いハイエース。カスタムも世間に出回りすぎている。奇をてらうつもりはなく、スタンダードに良いと思うものを厳選して導入した。
- ハンドルスピナー / 回転半径は想像以上に大きい。驚くほど便利。
- ハンドルロックキー / ハイエースはよく盗難されると聞く。デフォルトでキーを抜いた状態でハンドルを少し回すとロックする。その上に、ネットでよく売れているロックキーを導入する。
- ミニサイドミラー / 助手席が遠く感じるほど、横幅が広い。斜め後方から接近してくる車両が見えないので、前車同様、オートバックスのミニミラーを導入した。
- アームレストコンソールボックス / 既製品やDIYが人気である。手持ちの材料と、木の100均ショップで格安の天板を購入してDIYした。肘置きがひんやりして気持ちいい。
- 小窓網戸 / 通気のために左右の小窓に購入。高価である。
- アイズストッパー / 簡易にドアをロックできる。確実性には少し不安が残る。
2電源の確保
購入時は、100ahの鉛サブバッテリー。実質、50ahほどの能力しかなく、すぐにイエローレッド表示が点灯して、安心して冷蔵庫や電灯やTVなどを使うことができなかった。本来は、12Vエアコン導入に伴って、大容量のリチウムイオンバッテリー化する予定であったが、それも叶わなかった。
さらに、手持ちのポータブル電源があったので、新しく導入するリチウムイオンバッテリーとどう連携して活用するかも課題であった。
リチウムイオンバッテリーについては、後編で解説したい。
大人の秘密基地 & 防災基地
電源を安心して使えるということは、エアコンを使わなくても自由度を大きく広げてくれる。IHや電気ポットを使って消費しても、少し走行すればすぐに走行充電してくれる。
副産物として、たまには、車内でブログを書いたり、映画を見たり、静かに自分の時間を過ごすこともできる。アジングつりに行っても電気を思う存分使うことができる。
まさに、大人の秘密基地である。装備品が整っているし、非常用食料や水も常置しているので、災害時のちょっとした避難地にもなりそうだ。
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