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●2024の紅葉スポット
●もみじ湖、飛騨美濃せせらぎ街道、郡上八幡城
11月30日(土)〜12月1日(日)の2日間、前乗り車中泊で、東海地方の紅葉の名所に行ってきました。事前情報では、紅葉も四季桜も見頃。天候も晴れ後曇りとまずまず。行きも帰りも下道利用でのんびり。
事前のお勉強
【香嵐渓のもみじ】
●1924年(大正13年)には当時の町長や地元の青年団が、紅葉の名所にしようと寄付金を集め、およそ1000本のモミジを植える「大植樹」を行い、その後も植樹は続けられ、現在の香嵐渓が形作られた。
●あれから100年がたち、毎年11月には『もみじ祭り』が行われ、期間中におよそ60万人が訪れる。
●1988年(昭和63年)始まったのがライトアップ作戦で、264台のライトがモミジを照らし、巴川の川面を彩る。
●モミジは100年以上長生きできるが、「大植樹」から100年が経ち、木が弱ってきて色付きが悪くなることもあるという。大きな転機を迎えている。
●豊田市も香嵐渓100年プロジェクトとして2024年度から7年間、毎年1000万円をかけて、弱ったモミジの伐採や植樹などを進めている。
●足助観光協会でもモミジを守るため、2016年から『願掛けろうそく』というイベントを始めた。11月の週末に行われ、巴川沿いにグラスに入ったろうそくがおよそ800個並び、紅葉したモミジと神秘的な光景を作り出す。ろうそくは1個500円で販売され、モミジの植樹に役立てられている。
交通と駐車場の状況
体に優しい「前乗り車中泊」なので、交通混雑は気にすることはない。気になるのは唯一駐車場が夜間開いているかどうかだけ。
【香嵐渓】
●中核に最も近い宮町駐車場に午前1時頃駐車、10台以上が泊まっていた。午前9時頃、受付まで駐車料金1000円を払いに行った。聞くと、フロントガラスに支払いを促すカードが取り付けてあった。支払い後に確認した。
●朝7時時点でざっくりと8割強。9時ごろには入庫していなかった。
●正午前後に駐車場に戻ったら、数台の空きがあった。
●夜16時〜19時まで、上りも下りも車が数珠つなぎになっていた。
【小原四季桜の里】
●中核である川見四季桜まで歩いて10分の小原北部生活改善センター第二駐車場に駐車、午後9時30分頃。前乗り車中泊は1台のみ。朝方起きた時には、2台増えていた。
●朝、8時30分までには満車だった。数台は不規則に空くことがあるが、タイミング次第。
●歩いて、川見四季桜まで行って
無料シャトルバス(待ち時間無しで乗れた)に乗って、出店のある小原ふれあい公園まで行った。公園までは流石に歩くには遠すぎる。公園駐車場は、10時30分頃でほぼ満車状態。
●11時45分頃帰りのバスに乗る。乗車できず1台見送った。
香嵐渓と足助町並みの様子
完全な観光地である。出店も多く、インバウンドの多さにもびっくり。土曜日は、ライトアップが最終日だったせいか、夜のほうが人が多かったように思う。
紅葉だけでなく、国道を挟んだ反対側には、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている足助の町並みがあるが、飯盛山と巴川周辺の賑わいと比べて、観光客はまばらであった。
香嵐渓の見所
足助のグルメ
重伝建の一角にある「井筒亀」で、猪料理をいただきました。
小原四季桜の里
「全国的にも珍しい」、このフレーズに惹かれて行ってきました。四季桜の最大の特徴は、二季咲きであること。冬桜の一つ。
特に、川見(センミ)四季桜は、点在する紅葉とのコントラストが美しい。そこから犬伏川に沿って少し下流に行くと、もみじのトンネル(柿ケ入遊歩道)が続く。また、戻って、瑠璃光山薬師寺に登ると、真っ赤なもみじの大木がある。
出店が出ている小原ふれあい公園周辺も、紅葉を見ることができる。この他にも、四季桜公園や樹齢百年以上の「前洞の四季桜」があるので、時間があれば立ち寄ってみたい。
ふれあい公園の出店で、苔玉や串ものを購入した。
動画
補足
豊田市に隣接する岐阜県土岐町には、今回紹介した場所以外に、車で約10分の近くに「曽木公園」がある。時間が許せば、3箇所一気に巡ることも可能だろう。
曽木公園 · 土岐市, 岐阜県
この際、今回前乗り車中泊した「小原北部生活改善センター 第二駐車場」は、最適な駐車場所である。
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