【紀伊半島の魅力】８つのエリアに分けてご紹介/関西車中泊旅

この投稿は、発展途上です。日々更新していきます。

地震、津波、地滑りなど災害リスクがある一方で、自然は、食材、温泉、自然景観など、素晴らしい贈り物をしてくれます。紀伊半島はその代表の一つ。ジオパーク、大地の声を聞くことは楽しい。

地元奈良を中心に置く紀伊半島は、大きく西海岸、東海岸、山岳地帯の３つに区分されます。一周すれば、600ｋｍ、12時間かかるスケール。面積は、１万平方ｰｷﾛﾒｰﾄﾙ。

コロナ時代には遠くに行けないので、集中的に紀伊半島を探索しました。急峻な地形のため、道路事情が悪く、なかなか容易に寄せ付けないところがありますが、その反面、他に比べようがない特異な魅力に溢れているように思います。奥深いところは、もう1台の愛車ジムニー君で分け入りましたが、マニアックなので、今回の記事では除外しています。

そんな紀伊半島の魅力を８つのエリアに分けて、ご紹介していきます。車中泊旅のご参考になれば幸いです。

紀伊半島とは
紀の川エリア
紀中エリア
南紀エリア
熊野灘エリア（東紀州）
伊勢志摩エリア
奥伊勢・高原エリア
熊野エリア
山岳エリア
関連サイト
関連動画・ブログ

紀伊半島とは

紀伊半島とは、どの区域を言うのか?　定義を探してネット検索。国土交通省の半島振興計画にヒット。おおむね、中央構造線周辺とその南側一帯といったところ。

串本や那智勝浦に行くのは、１日仕事だったという時代は遠い過去のこと。紀勢道の整備は全線開通も遠くない。南北を走る国道168.169号も国土強靭化が進んでいる。もうすぐ、大阪から３時間圏内も夢ではない。骨格ができれば、紀伊半島の魅力の認知度も向上するだろう!?

私は、時代に逆行して、下道を愛する。時間をかけ、現地での予期せぬ出会いに期待しつつ、ゆっくりじっくりと訪れてみたい。

わかやま観光

和歌山県の観光の魅力を発信する公式観光YouTubeチャンネルです。和歌山県は、海・山・川の自然に恵まれ、世界遺産「高野山」「熊野」をはじめとする歴史的観光スポット、レジャー、温泉、グルメといった魅力がいっぱい！そんな魅力を動画でお伝え...

【公式】観光三重

公益社団法人三重県観光連盟が運営する公式YouTubeチャンネル「観光三重」。魂が奪われるほどの絶景から超絶スリルあふれる絶叫マシンまで、三重の魅力を動画でご紹介します。三重の旅行・観光情報は、公式サイト「観光三重」をご覧ください。

奈良県観光プロモーション

奈良県観光力創造課の公式アカウントです🦌 奈良県の観光資源PRに関する様々な情報を発信しています。世界遺産に囲まれた、歴史と自然が豊かな奈良にぜひ訪れてみてください。

紀の川エリア

紀の川流域。下流部の和歌山市内及び海岸沿いのエリアと、貴志川から丹生川までの中流エリアで構成される。左岸側の高台には「紀の川フルーツライン」、右岸側の高台には「京奈和自動車道と並行して走る県道」が走っており、どちらも快適なドライブを楽しむことができる。

【イベント等】
◯３下〜４中/和歌山城・紀三井寺の桜
◯５/和歌祭、和歌浦漁港朝市
◯11/和歌浦漁港朝市
◯11末〜２末/和歌山城・けやき通りライトアップ

【旅の記録】
①　３泊４日　紀伊半島巡り
②　紀の川河川敷デイキャンプ
③　道の駅海南サクアス、黒牛茶屋
④　龍門山登山、outdoorshop/orange
⑤　金剛生駒縦走トレ　テント泊
⑥　金剛生駒縦走プチトレ
⑦　女人高野と九度山町歩き
⑧　紀の川河川敷と最初ヶ峰展望所
⑨　加太の鯛しゃぶ
⑩　道の駅四季の郷公園、峠100円shop
⑪　道の駅紀の川万葉の里、河川敷
⑫　金剛山丸滝沢登り
⑬　ダイトレチャレンジ登山
⑭　大和葛城山縦走トレ、ﾊﾝﾓｯｸ

【楽しみ方】
◯桜の季節、市内コインパーキングに車中泊。花山温泉に入浴。駅前などで夜飲み。翌日、桜を見て、黒牛、平和酒造で純米酒を購入。
◯２泊するなら、和歌山マリーナシティで車中泊。黒潮市場で飲食。夜釣り。
◯帰路、アウトドアショップOrangeに立寄り。

紀中エリア

海南市の貴志川から、有田川、日高川を経て、印南町の切目川までのエリアとした。東西方向に展開する地形のため、南北方向の道路が弱く、西から、国道４２号、国道４２４号の２本。国道４２４号は北部の山岳道路を除き、みなべ町まで山間部を快適に走ることができる。梅、柿、みかん。この地域には、川沿いのキャンプ場が多いのが特徴。生石高原は絶景ポイント。

沈降海岸は、入り組んだ美しい景観。天然漁港も多く、アジングに最適。

【イベント等】
◯3月/道成寺の桜と舞
◯日本一のみやまの里藤棚ロード

【旅の記録】
①　紀州桜街道R424ドライブ
②　ジオパーク、日高川河川敷ｷｬﾝﾌﾟ

【楽しみ方】
◯桜の季節や藤棚の季節に、国道４２４号をドライブする。

【参考サイト】
◯紀中を巡るHidaka-History

生石高原だけは、不用意にナビの案内で進むとすれ違い困難な道に導かれる恐れがあるので注意されたい。直前の道が極度に狭く以前行った時には拡幅工事中だった。今は確認できていない。下図の道も狭いところはあるが、すれ違いできないことはないと思う。

南紀エリア

大きくは、田辺白浜エリア、すさみエリア、串本エリアの３つで構成される。頼りになる道路は、海岸部を走る国道４２号と、すさみまで繋がっている紀勢道のみである。観光スポットは海岸部に限定される。隆起海岸の断崖絶壁は絶景を提供。フェニックス撓曲、橋杭岩、海金剛など絶景が多い。

【イベント等】
◯１月/本州最南端の火祭り
◯７月/那智の火祭り
◯８月/串本祭・花火大会
◯８月/すさみ町花火大会
◯11月/橋杭岩ライトアップ

【旅の記録】
①　３泊４日　紀伊半島巡り
②　ジオパーク、河川敷キャンプ
③　立里荒神社、ジオパーク、道の駅椿はなの湯
④　天神崎、道の駅紀州備長炭記念公園
⑤　串本花火大会、道の駅奥熊野古道ほんぐう
⑥　黒潮ﾌﾙｰﾂﾗｲﾝ、道の駅水の郷日高川龍游
⑦　紀伊大島キャンプ、ジオパーク
⑧　白浜RVパーク、海鮮グルメ
⑨　赤ちゃんパンダ、白浜アドベンチャーワールド
⑩　潮岬キャンプ、伊勢海老丼

【楽しみ方】
◯海鮮キャンプ。

熊野灘エリア（東紀州）

太平洋の黒潮がもたらす海の幸、尾鷲や那智勝浦等。海に迫る山々がもたらす多雨地帯。大地が生み出した美しい海岸線。伊勢志摩と並び、東海岸を代表する地域。紀勢道の整備が進んでいる。もしかしたら、紀伊半島の中でも一番好きな場所かもしれない。

【イベント等】
◯７月末/きほく燈籠祭・花火大会
◯８月/尾鷲港まつり花火大会
◯８月/紀宝町花火大会
◯８月/熊野花火大会
◯毎月第一土曜日/尾鷲イタダキ市
◯毎月第二土曜日/紀伊長島港市
　年末紀伊長島港市

【旅の記録】
①　オハイ、尾鷲イタダキ市
②　紀宝町海鮮丼、鬼ヶ城
③　渡利牡蠣、楯ケ崎
④　紀伊長島港市、ヴィソン、おかげ横丁
⑤　キャンプinn海山、象の背
⑦　紀北町刺身定食、ヴィソン
⑨　マンボウ食べた
⑩　銚子川河川敷デイキャンプ

【楽しみ方】
◯断崖絶壁の絶景と港の海鮮。

【参考サイト】
◯三重絶景、旅
◯東紀州観光手帖

伊勢志摩エリア

信仰の聖地「伊勢神宮」。伊勢志摩国立公園。紀伊半島で最も変化に富んだ海岸線を有し、その贈り物である沢山の海の幸。高台から眺める絶景。伊勢えび、あのりふぐ（天然トラフグ）、あわび、的矢牡蠣など、海の幸に恵まれる。

【イベント等】
◯２月/的矢牡蠣感謝祭
◯５月、１１月/伊勢楽市
◯６月/伊勢えび祭
◯６月/斎王まつり
◯７月/鳥羽港まつり花火大会
◯７月/伊勢神宮奉納全国花火大会
◯１０月/浦村牡蠣初食い祭り

【旅の記録】
①　網元の店、道の駅飯高、珍布峠
②　パールロード、海鮮丼、鳥羽RVパーク
④　大王崎、ともやま公園、ヴィソン
⑤　浦村牡蠣食べ放題、道の駅飯高

【楽しみ方】
◯海鮮キャンプ。

奥伊勢・高原エリア

伊勢神宮に続く伊勢本街道、大台ケ原に続く大杉谷。室生赤目青山国定公園へと続く。

【イベント等】
◯７月/千客万来夏まつり
◯11月/どんとこい大台まつり

【旅の記録】
①　紀伊長島港市、ヴィソン、おかげ横丁
②　曽爾高原キャンプ
③　ヴィソンYoutuberイベント
④　三峰山暑熱順化トレ
⑤　岡田の半夏生、三峰山暑熱順化トレ
⑥　東吉野村山桜
⑦　道の駅伊勢木つつ木館、瀧原宮、五桂池ふるさと村
⑧　明日香村から南部山岳を展望
⑨　大杉谷道普請/秋
⑩　明神平、桧塚奥峰
⑪　明神平トレ
⑫　明神平新幕テント初張
⑬　大杉谷道普請/夏
⑭　伊勢本街道１７０km踏破

【楽しみ方】
◯伊勢志摩地域と熊野・紀伊長島地域と組み合わせて楽しむ。
◯台高山脈登山と組み合わせて楽しむ。
◯山地部の道の駅らしく、木工品が充実している。

熊野エリア

信仰の聖地「熊野」、世界遺産。「紀伊山地の霊場と参詣道」。吉野熊野国立公園。紀伊山地の急流が作る渓谷美。良質な温泉が多い。

【イベント等】
◯４月/熊野本宮大社例大祭
◯12〜２末/仙人風呂

【旅の記録】
①　湯の峰温泉つぼ湯、車泊旅ｸﾗﾌﾞOFF会、熊野古道
②　野迫川村キャンプ
③　玉置神社、ゴトビキ岩、道の駅おくとろ
④　渡瀬温泉キャンプ、古座川一枚岩、熊野大社
⑤　絶景木津呂

【楽しみ方】
◯キャンプと温泉を組み合わせて楽しむ。
◯渓谷の急流下り。

山岳エリア

登山前泊が車中泊旅の始まりです。紀伊山地の山々が私の車中泊旅のルーツです。残っているログから「旅の記録」を記載しました。

台高山脈、大峰山脈、紀伊山地が南北に走る。奥駈道、小辺路、高野山など、信仰の聖地は世界遺産に指定。高野龍神国定公園。全て踏破したが、何回行っても魅力は尽きない。温泉が多く、日帰りでも楽しめる。急峻な山のせいで、奥深く立ち入ることが難しい。

【イベント等】
◯８月/行者まつり
◯９月/えんがわ音楽祭

【旅の記録】
①　龍神高野の秋
②　龍神岳トレ
③　雪の龍神スカイライン、龍神温泉
④　緑輝く雨の天川村
⑤　観音峰
⑥　立里荒神社、道の駅椿はなの湯、ジオパーク
⑦　雪の大峰天女の舞
⑧　紀宝町海鮮丼、鬼ヶ城、谷瀬の吊り橋
⑨　大台ケ原の日の出
⑩　霧の大台ケ原
⑪　釈迦ヶ岳
⑫　雪の大普賢岳
⑬　天川村熊渡
⑭　上北山村野遊び場
⑮　三之公川明神滝
⑯　和佐又山ヒュッテ焚き火泊、大普賢岳
⑰　林道探索
⑱　釈迦ヶ岳、焚き火泊
⑲　奥千丈谷林道
⑳　つり橋の里キャンプ

【楽しみ方】
◯登山が中心となる。
◯自宅から最も近い温泉キャンプが楽しめる。
◯高野龍神スカイラインのドライブ。
◯ナメコ谷や谷瀬の吊り橋の絶景。