登山歴30年以上。これまで4回遭遇。
①熊野古道小辺路縦走中
※縦走路下の崖地。20m。
②北アルプス(朝日岳付近)縦走中
※15mの至近距離。縦走路上。かなり大きかった。
③比良山系縦走中
※縦走路下の渓流。かなり離れてた。これも距離からかなり大きい。
④北海道車で移動中
※ヒグマの親子。10m以内。
熊を目撃したわけではないが、かなりその存在が意識されたケース。
①比良山系縦走中
※立木に明らかに真新しい熊の爪の研ぎ後。凄く強い獣臭。このときは、かなりビビった。
②北アルプス縦走中
※曖昧だが、おそらく日本海から出発して急な坂路を登る頃、大きく屈曲した茂みに差し掛かったら大きな物音がした。
最近数年は顕著に熊の出没情報が全国から聞こえてくる。関西の都市部にも。過去、奥駈道縦走や台高縦走の時には、かなり警戒していたことを思い出す。「奥山」から「里山」に移動してきたというのが実態だろう。
熊の出没傾向
統計的な話なので、Google(AI)に聞いてみた。
日本全国でクマの出没が「社会的な話題」として急速に注目され始めたのは、統計上、特に2000年代中盤以降、その後も被害が深刻化するたびに話題が再燃しています。 [1]
特にここ数年は、2023年度に人身被害件数が過去最多(219人)を記録し、2024年〜2026年にかけても「熊の年」と言われるほど全国的に深刻な状況が続いています。 [1, 2]
主なポイントは以下の通りです。
1. 急増のターニングポイント
- 2004年〜2006年頃: クマの生息域が急速に拡大し、人里への出没が全国的に問題視され始めた時期です。
- 2010年: 初夏からの大量出没が話題となり、秋のブナの実りの有無だけではない、新たな出没傾向が注目されました。 [1, 2, 3]
2. なぜ話題になり始めたか
- 生息域の拡大と頭数増加: 1990年頃から保護政策によりクマの捕獲が抑制され、生息数が大幅に回復・増加したため、生息地が以前より人里に近くなっています。
- 「人を恐れないクマ」の出現: 人里に定着し、ゴミなどをエサにする個体が増えたことが問題となっています。 [1, 2, 3]
3. 近年の動向
- 2023年度: 人身被害が過去最多(198件、219人)を記録し、メディアでの報道が急増しました。
- 2025年〜2026年: 2025年の「今年の漢字」に「熊」が選ばれたように、2026年も5月の段階で、過去最速レベルの警報が東北地方などで発令されています。 [1, 2, 3, 4, 5]
4. 地域的な違い
- 西日本: 約10年前から個体数増加に伴う管理と捕獲が行われています。
- 東日本: 2020年代に入り、深刻な被害が目立っています。
- 千葉県: 本州で唯一、クマが生息していない県として知られています。 [1, 2, 3]
※詳細なクマの分布や、過去のデータを調査する際は、Wikipediaの「熊害 (1980年度以降の日本)」も参考になるでしょう。 [1]
恒例だった日本アルプス縦走が途切れたのが65歳になった年。熊出没が急増した年と偶然重なる。
私の熊対策
今でも登山中にやってる唯一の方法が、歩きながら、時折手を叩くこと。特に、視界が悪いところ、大きな物音がした時、渓流近くなどでは、意識的に行っています。自然界にない不規則な音を出して警戒させるイメージでやっています。
【縦走中】熊スプレー常備。一度も使ったことがない。
【生息・出没情報があるエリア】熊鈴。澄んだような綺麗に鳴るものがお勧め。熊鈴の欠点は、他の音を察知しにくくなること。知らせるための音が逆に、自然界の音が聞きづらくなっていて五感が鈍るように感じています。また、熊鈴が鳴りすぎてうるさく感じたり、ラジオの音が自然界に来た意義を失わさせたりするので、他の登山者のお気持ちにもなって、特に人が少なくて熊への警戒が必要な時に限って使うようには注意しています。
【早朝・夕方の移動】周りに人が少ないので、音や匂い、目配せなど五感をフル活用。薄暗い時でも、できるだけヘッドライトをつけるようにしています。
【出没ポイント】ヤマレコ、YAMAP、ヤマケイなどの情報を事前学習。地元自治体のHP、登山口やビジターセンターの最新情報の確認。時に、最新の情報は注視しています。
【山中テント泊】食材は出したらしまう、残飯を出さないし周囲に捨てない。
【もし近くで遭遇】慌てて走り出さない(自ら獲物にならない)。様子を見る。こちらの存在に気づかせる。
【鉢合わせ、襲ってきたら】私には心構えがない。どうしましょう? 慌てて逃げ出さない(走り出さない)こと、逃げられないときは首筋を抱え込んで丸まることぐらいは冷静に行いたいと思っています。
縦走中は1日誰とも出くわさないことはよくあるので、事前の意識付けだけはシュミレーションしておきましょう。現地では五感が働くので、緊張しすぎないように。
北アルプス縦走路上で目前に熊を見た時は正直緊張しました。こちらに気づいていなかったので、音をたてると、こちらを振り返り、しばらく見つめ合いましたが、向こうが横の茂みに逃げ込んでくれました。が、10mほどで止まったまま動かず、その横を通り過ぎないといけなかったので、その時はかなり緊張しました。音を立てながら歩きました。火の用心状態でした。
参考
昨年のお盆休みに、東北周遊車中泊旅に出かけた時には、プチハイキングする予定だったので、熊鈴常備と最新情報の確認をしました。一例として、青森県のHPには熊出没地図が掲載されていますが、県域どこでも出没していたのでお手上げ状態でした。

【関連記事】東北旅プラン
【参考サイト】山と高原地図(熊対策)


三重県にクマアラートが発令されました。マップに見た数の多さにビックリ。
元々紀伊半島の登山は奥深い所が多いので熊に注意が必要だった(下図参照:密度では紀伊半島恐るべし)が、人気の大台ケ原のハイキング道で熊に襲われたり、最近では、都市部での目撃情報が多くなっている。登山は以前よりも危険が増しているので、今や熊スプレー、熊鈴は必需品になったかもしれない。私が持っている熊スプレーはもう40年ほどになっただろうか? もちろん効能期限切れだろうから、山中で噴射実験でもしてみよう。



【参考サイト】
●奈良県ツキノワグマ出没マップ
●三重県クマアラート
●和歌山県クマ目撃マップ
■クママップ(全国出没)
■クマ類の出没対応マニュアル改定版
■【2026年版】オートキャンプ場の熊対策完全ガイド|遭遇を防ぐ実践マニュアル



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